サービス紹介

ロープアクセス

ロープアクセスとは?

ロープアクセス(Rope Access)とは、高所作業やアクセスが困難な場所での作業を行うために、専用のロープと安全装備を使用し、作業者がロープを頼りに昇降・移動しながら作業を行う工法のことを指します。 建物の外壁、橋梁、風力発電施設、高層ビル、急斜面などの足場や高所作業車を使用しにくい場所でも作業が可能です。 この工法は、IRATA(国際産業用ロープアクセス協会)やJIRAA(日本産業用ロープアクセス協会)の安全基準に基づき、訓練を受けた作業員が実施することで高い安全性を確保しています。

安全性について

現在日本の労働安全衛生規則では1日の特別教育を受けるだけでロープ高所作業に従事できることになっていますが、 当社では産業用ロープアクセス技術の国際規格であるISO22846に準拠した厳格な安全基準と最低4日間トレーニングと検定を受け合格した IRATA・JIRAA取得者のみが従事することとしています。合格した後もトレーニングを行い技術向上や安全な作業方法を確立するよう努めております。 日本ではマイナーな資格かと思いますが海外では広く採用されており、あらゆる産業の労働者に比べて最も災害事故発生率が低いという実績もあります。

ロープアクセス・無足場工法の特徴

【迅速な施工】足場の設置が不要なため、工期を大幅に削減できます。特に緊急の補修工事や点検作業に適しています。
【コスト削減】足場を組む必要がないため、足場材の費用や設置・解体の人件費を抑えられます。
【作業の柔軟性が高い】高所作業車が入りにくい場所や狭い場所やアクセスが困難な場所でも作業できます。
【環境への影響が少ない】足場工法に比べ、資材運搬や組立作業が不要なため、周囲の環境への影響を削減できます。施設や建物の営業を止めずに作業できることも多いです。

ロープアクセスの適用分野

【建築・インフラ】高層ビルや橋梁の点検・補修・塗装、外壁タイルの打診調査・修繕、煙突・ダムのメンテナンス
【プラント・設備】風力発電設備のメンテナンス、プラント内部の清掃・補修、看板工事、高所照明工事、鳥害対策
【特殊作業】災害復旧作業(崩落地での調査・補修)、映画やテレビ撮影の支援(高所からの撮影)、樹上作業
上記以外にも高所やアクセスが困難な場所での作業に関してお困りなことがありましたらお気軽にお問い合わせください。

サービス